相手と分かり合える姿勢

先日、下記の質問をいただきました。

「アドバイザーとかカウンセラーでこれは資格とかなくても仕事できるけど独立とかできるのでしょうか?」

 

長らく勉強を続けてきたり、相談者の本音の相談にぶつかってきた方から見ると

「資格なくて仕事や独立、けしからん!」と思ってしまうかもしれませんね。

 

ただ、その資格を知った最初の時や、副業を考えて調べ始めた時には、

このように考えることが当然かなと思います。

「そんな風に簡単に手っ取り早く独立とか、副業できて、誰かの役に立つなら、したいよね。」

という風に考えての質問だったのでしょうか

 

こんな風な声に怒ってしまうのは努力を続けたり勉強を続けてきて、

そんな簡単で甘いものではないということを考えて怒ってしまうのですね。

自分の経験から来る主観ですね。

 

相手の立場に立って、「そりゃそう思うよね」が共感です。

さらに一歩踏み込んで、

「そこでお金を貰って仕事や独立を考えているのは、簡単と思うから?

 それとも、人に喜んで欲しいと思うから?」と踏み込んで考えると、

その人をより知ろうと思う姿勢になります

 

そして、より知ろうという姿勢を保った状態で

「人に喜んで欲しいと思うのに、相談に応えられない、無駄だったと言われたり、

 傷ついたと言われたら、思っていたことと違う結果になったら、どう思う?」

という質問ができるのは、相手が思ってもいない部分に視野を広げて聴く質問なのかなと思います。

そんな姿勢で関わることができれば、相手を知る姿勢が保てますね。

 

変な質問が来たとしても、怒るのではなく、しっかり受けとめて対応することは、

相手と分かり合える姿勢を築く一歩目かなと思います。