地に足をつける

昨日は経営者の勉強会。朝早くから参加し、学んでいました。

その中のお一人の経営者の方は会社を倒産させてしまった方です。

 

20年ぐらい前に大手の呉服卸の会社を行っており、当時業界では大手だったようです。

どんどんと新しい取り組みをして売り上げは好調ですごく増やしたそうですが、

同時に負債もどんどんと増えていき、

ある時、負債額が返せないレベル(売上100億に対して、負債額110億)に陥り、

倒産という形になったそうです。

 

規模が大きすぎて想像ができませんよね。

 

そこから家族がうつ病になるなどの本当に大変な状態になってから、

会社員勤めを行い、がむしゃらに働き続けたそうです。

 

現在は、再び起業し、現在では無借金経営で

1億以上の売り上げになる会社を創れているそうです。

 

凄い再生劇だと感じました。

ただ、その方がおっしゃっていたのは、

「当時は、ふわふわと経営をしてしまい、売り上げを上げる方法だけを考えていた。

 結果的に、地に足がついていないので、借金ができた瞬間に、

 仲間もふわふわといなくなってしまったと感じた」そうです。

 

大事なのは地に足をつけて、そして目標感、

何を実現したくてこの取り組みをするのかをしっかりと意識し、

仲間に共有することが大事なんだと学んだそうです。

今では、目標感を共有する取り組みをしているのですね。

 

これは経営だけではなく、人付き合いや生活も一緒かなと思います。

その日その日を大切に生きれているのであればいいですが、

ふわふわと何となく過ぎている。

それも悪くないですが、結果的に、突然不安になることもあります。

 

そうではなく、自分は何を大切にしたいのか、どんなことを頑張ってきたのか、

今後は何を守っていきたいのか。

そのようなものを考えられていると、しっかりとした軸を持った生活ができるのかなと思います。

 

私もふわふわと取り組むことがあるので、しっかりと足をつけて、堅実に歩みたいと思います。