ロールモデルの存在

昨日は大学の授業で、内定者を呼んで先輩から後輩に話すという内容でした。

 

身近な先輩からの言葉はよく学生に伝わるのか、

企業の方が来て話す際にはあまり質問が出なかったのに、先輩に対しては質問がどんどんと出てきました。

3年生ですがインターンシップの募集も始まり、少しずつ就活が近づいてきているので、

真剣みが増していると感じます。

  

こんな身近な先輩は、ロールモデルの役割として効果的で、どれだけ私や企業が、

「今から動かないと間に合いません!」と言ったとしても、あまり動きません。

 

むしろ、身近な友達が「まだいいんじゃない」「何とかなるんじゃない」という声を信じて

動かない学生も多いです。

 

ただ、そんな時に先輩たちが来て、「この時期に動いていましたよ」

「8月にインターンシップに行きましたよ」というと、

「あれ、いかないとまずいんじゃない」と思う訳ですね。

 

私たち社会人は学生からしたらロールモデルから遠いのかとも思いますが、

改めて考えると40歳、学生は22歳、そりゃ18歳離れていたら言葉が届きにくい訳ですね。

 

でも、これは学生たちだけではありません。

私たちも、遠い存在、例えば大谷選手から「これだけやれば大丈夫!」と言われても、

「いやいや、それは大谷選手だからでしょ」となります。

その為、身近な、自分と同じ境遇にいる人や、同じ経験をしていて似ていると感じる人が、

踏み出す姿を観て、勇気づけられる訳ですね。

ロールモデルの存在は本当に大切だなと思いますあ。

 

幾人かの学生は就職活動に火がついたので、動き出してくれるかなと思います。

そして、その学生が他の学生に刺激を与えれば、どんどんと動く学生が増えてくるわけですね。

 

是非とも、頑張っていただきたいと思います。