先日、とある企業様で研修をさせていただきました。
テーマは『アンコンシャス・バイアス』というもので
「無意識の偏ったものの見方」をテーマに研修しました。
これは、先方からの希望で企画・構成をしていきましたが、お声かけくださった方からは
好評価をいただき、一安心でした。
参加者の反応を見ながら内容を少しずつ変えていきましたが、なんとか形になって良かったです。
途中は「あれ?なんでこれやってしまったんだ?」と思い、
とんでもない量の冷や汗を流しましたが、最終的には良かったかなと思います。
さて、このアンコンシャスバイアスについては、
内閣府男女共同参画の事業の中でも取り上げられており、
国としても取り組んでいるので、各種企業にも興味を持たれる内容となっています。
https://www.gender.go.jp/research/kenkyu/seibetsu_r04.html
このアンコンシャス・バイアスは誰しも持っていますが、
自分の価値観を前面に押し出して相手と接すると、相手側は「決めつけ」などにより
しんどい気持ちになるのです。
研修の中でも言えなかったけど、辛かったという気持ちをたくさんいただきました。
辛いですね。
これを改善するには、いわゆる「オープンクエッション」と
「相談者の価値観に寄り添う姿勢」が大事になります。
決めつけずにどんな考えでも聴きたいという姿勢と、決めつけない会話ですね。
そんな問いかけかた、関わり方が今は日本全体として出来て行けば、
お互いの考えを尊重できる安心安全なコミュニケーションが日本中の
職場に広まっていくのかなと感じました。