時間最短化、成果最大化

読みたいなと思っている本があります。

それは『時間最短化、成果最大化の法則』です。

 

たまたま、紹介されている記事を見つけて、思考方法が面白いなと思っています。

https://diamond.jp/articles/-/319069

 

この思考方法の中で特に面白いのが、「ボールペンより鉛筆を探す法則」です。

この法則はどういうことでしょうか?

それを「優秀なのに成果を出せない人」が行っている寓話にして教えてくれています。

 

「ボールペンは無重力状態ではインクがペン先に届かず、宇宙空間では書けない。

 そこでNASAの優秀な科学者が10年の歳月と120億ドルをかけ研究を重ね、

 無重力でも、上下逆にしても、水の中でも、氷点下でも、高温の状態でも書けるボールペンを開発した。

 一方、ロシア(ソ連)は鉛筆を使ったという」

 

そして「有能だが成果が出ていない人は、ボールペン開発をしていることが多い」と結んでいるそうです。

(ちなみに、このボールペンはスペースボールペンとして売られています。

 https://kakakumag.com/houseware/?id=9922)

 

本当にそれは必要なのか?

そもそもそれじゃなくてもいいんじゃないか?

そんな事を考えるよりも、「きっと必要だろう」という前提で物事を進めてしまうのですね。

 

もちろん、スペースボールペンが何かの新開発に繋がるかもしれませんので

全てを否定するわけではありません。

ただ、こんな「きっと必要だろう」と考え、必要性の有無を考えずに無駄にしていることは

多いのかなと思います。

  

例えば報告だけの会議、忖度での残業、紙とハンコ文化、

それぞれを「本当に自社に必要か?」を突き詰めて考えれば、会社が変わるかもしれません。

人も同じですね。

「人目を気にすること」「将来の不安を想像してしまうこと」などなど。

その背景には「人に嫌われたくない」「安心して過ごしたい」などの思いがありますが、

「そもそも本当に嫌われてはいけないの?」

「不安を考え続けて、安心って得られるの?」

と考えると、必要なことが分かることもあります。

 

面白いなと思いました。

まずは私のボールペンを作る時間を削って、

本を読む時間を作りたいと思います。