脳は嘘をつく

さて、今日は4月1日、エイプリルフール。

嘘をついても良い日です。

 

では、どんな嘘をつこうかと、正直者の私はなかなか悩んでしまいます。

なんてことを言うと、それ自体が嘘でしょと言われそうですね。

そうですね。結構、嘘をつくことも多いと思います。

 

そんな嘘ですが、人には、自分自身に対しても嘘をつくことができます。

それは、身体の機能として嘘をついていると言っても過言ではありません。

「盲点」という言葉がありますね。目で見えていない部分のことです。

 

これは、実際に皆さんが今、目の前に観ている景色の中にも存在しています。

今、皆さんは前を見ると、180度近い景色が見えています。

でも実は片目ずつ1か所、見えていない点があるのです。

 

ただ、その点を片目だけ見えないと脳が混乱するので、

まるで見えているかのように処理をして、脳が混乱しないようにしているのです。

https://www.nidek.co.jp/eyestory/eye_9.html

 

同じように、ある人から指示をされてもAさんとBさんで聴いた内容が食い違うこともあります。

それは、どちらかが嘘を意図してついているのではなく、脳が分からない所を補完して聴くので、

「勘違い」というのが存在するのです。

勝手に嘘で補うのですね。

  

こんな風に脳は日常的に嘘をつくので、注意です。

その為、見たもの聞いたもの以外、信じないという人も

「見るモノも、聞くモノも、意外に脳の中で間違って処理されるから、それすら疑うようにした方が良いと」と言ってあげる方が良いかもしれませんね(笑)

 

それでは、今日は嘘を楽しんでくださいね。