何故か新年度早々、忙しい状況です。
昨日は椅子に座ったまま、寝ていたので、知らず知らずに疲労が蓄積されていたのかもしれませんね。
さて、人の疲労に関してですが、「ゆでガエル理論」というものがあります。
これは、鍋に最初は冷たい水があり、その中にカエルがいるとゆったりと泳いでいます。
その鍋を少しずつ火で沸かしていくと、カエルはちょっとずつ暖かくなっているのに気付かず、
最後はゆでられて、死んでしまうというお話です。
実際のカエルは逃げるのですが、
知らずに疲労が蓄積し倒れるという話は「過労死」という言葉にあるように
人間は逃げずに堪えてしまうんですね。
この「ゆでカエル理論」は疑似科学ですが、同じようなモノに、
「弁別」という言葉があります。
これは、人はある一定の刺激があると、
その刺激が多少左右されても気付かないというものです。
例えば、手の上に何もない状態で目をつむりそこに10円玉を置かれると10円が置かれたことが分かります。
次に、5冊の本を手の上に持った状態で目をつむり、そこに10円玉を載せても、
10円が乗ったことに気付かなくなります。
ある一定程度の刺激がある状態では、刺激が増しても気付かないのですね。
この結果、無理をし過ぎて倒れてしまうのです。怖いですね。
ですので、ほどほどに休むこと、気を抜くことは大切で、仕事を引き受け過ぎないことは大事です。
皆様もお気をつけくださいね。