今日はバイアスのお話です。
バイアスとは認知の歪みであり、
もっと簡単に言いますと、『色眼鏡』のようなものです。
私たちは、必ずバイアスがあり、様々な物を色々な色眼鏡で見ています。
その色眼鏡は良いモノあれば、変えた方がいいモノもあります。
良いモノとしては、「カレーは美味しい」とか、「イチゴは甘い」とか、
そのような持っていても問題がないものや、日常生活を楽しくなるものです。
一方で変えた方がいいモノは、
「アメリカ人はいい加減」「大学生は遊んでばかり」とかですね。
その思い込みに自分自身が気付いていないと、その思い込みが言葉や態度に表れてしまいますし、
相手の言葉を受け取ることが難しくなります。
ただ、バイアスを消すことが出来るかというと、
バイアスは人の機能であり、脳のエネルギー消費を減らすためのエコ機能でもあります。
そのため、バイアスは無くなることはないからこそ、
「常にバイアスがあるよね」と認識して、その上で、誰かと対応する際には
「相手のことを知らないと分からないよね」と思って聴く姿勢を保つことです。
バイアスは決めつけの色眼鏡なので、「自分が色眼鏡をしている」ことに気づき、
それはそれでおいておいて、相手のことを知ろうと思うと、意外に知らなかった側面が見えて、
バイアスが変化していくことや無くなることがあります。
その為、しっかりと相手と向きあうことが大事です。
まずは、貴方は周りをどう見えているかを考えていき、あなたの色眼鏡を理解していきましょう!