自分中心からの脱却

自分を中心に考えると、つい相手の人に対して

「やってくれない」「分かってくれない」と思ってしまいます。

そして厄介なことに、つい人は自分中心に考えることを無意識に行ってしまいます。

  

例えば「こんな忙しい時に声を掛けてきて」なんて思うことはありませんでしょうか。

でも、そんな忙しいことを知っているのは自分自身だけです。

そのため、「ごめん、今は忙しいから、あと10分後でいいかな」なんていう声掛けをするだけで変わります。なのに、「それぐらい分かってよ」なんていう思いが出てくるのは、自分中心の考えなんですね。

  

そのままだと、問題があると学び社会生活を営みますが、

つい偉くなると、再びむくむくとその想いが出てきてしまいます。

その為、定期的に自分を見直し、自分中心になっていないかと振り返ることが大事です。

 

この自分中心になると何が困るかというと、ぞれは自分自身が困るのですね。

自分中心の考えだけど、自分中心に物事が進まないからイライラします。

自分中心の考えに周囲が期待通りに反応しないから、

「なんでなんだ!」と起こってしまうのです。

 

でも、「そっか、自分中心になってしまっているんだ。」と気付き、

「そんな風に世の中は動いていないよな」と理解すると、周囲への期待度が減り、ストレスも減ります。

 

中には「今、大丈夫?」と相手に気を掛ける余裕が出てきて、

結果的に自分中心に考えない方が自分が期待したように物事が進むという

不思議なことが起こることも多いです。

  

さて、最近、自分中心に物事を考えることはありませんか?

私は、良く自分中心の考えに傾きそうになるので、意識して気付いて修正するようにしていきたいと思います。