定期的な棚卸し

先日、人は足らない所に注目するという内容を書きました。

だからこそ、人は「棚卸し」という自分のやってきたことを見直す時間を

定期的に持つ方が良いです。

 

人は満たされた物や、後悔などの感情が籠っていない物は、

人の脳は「もう十分」と思って忘れてしまいそうになります。

一方、後悔や未達成の物は記憶に残りやすいです。

 

ある論文では、「嬉しかった記憶は『写真』のように残り、

悔しかったり不安な出来事は『映像』のように残る」と書いていました。

 

皆さんが嬉しかった時、例えば自分の学生時代の最後を思い出してください。

学校の卒業式の日、皆と騒いで嬉しかったと思います。

 

それを映像として覚えているでしょうか。

一方で、学校時代に悔しかったり笑われてしまった時は、

声や前後の経緯も含めて覚えていませんでしょうか。

 

そんな風に頭に残るため、

人は基本的に、「嫌な事」「出来ていない事」の方が記憶に残りやすいのです。

でも、本当は「達成した出来事」や「嬉しかった出来事」を頭の中に占めている方が

自己効力感も高まり、ストレスも減り、健康的に過ごせます。

 

そうすると、より積極的に「出来た事」「失敗を乗り越えたこと」を思い出した方が良いのです。

そのために棚卸しは必要なんですね。

 

嬉しかったことや良かったこと、

更には達成したことや成長したことを振り返る方が良いです。

 

是非とも自分自身を振り返り、見つめ直して、自分を褒めていきましょう♪