目線合わせ

何かを教える時や、一緒に仕事をするときには、

目的意識を共有するということはすごく大切です。

 

例えば、ある試験を合格するためにという目的意識があると、

教える方も教えやすく学ぶ方も「そうか、このために必要なんだと理解がしやすくなります。

 

同じく仕事の中でも、「お客様の将来のお金の不安を解消する」という目的意識を持っている際には、

同じ社員同士でも、目的を達成するために、どんなことができるのかという話ができます。

 

ただこの時に、間違えて手段にこだわってしまうことがあります。

 

例えば、営業では「売上を上げる」とかですね。

こうなると、何が起こるのか?

「売上を上げることを良し」として「上げないことを非難」してしまいます。

 

本当は、「この目的のために、そのやり方で良いのか?」という問いかけができるはずなのに、

「その手段を達成していないが、何故なんだ」という問いかけになる場合があるのです。

 

大事なことが、目標ばかりを見るのではなく、

「何のために、それをするのか?」という目的意識を持つことが大事なのです。

そして、目線を合わせた上で、どうやって目的を達成しようか?

そんな感じの想いを持って、質問することができれば、責めずに改善を考えることができます。

 

その質問の違いで、人のモチベーションは変わりますね。

何を目的で、今、取り組んでいるのか、

是非とも考えて、手段にはとらわえ間違えないようにしたいと思います。