禁止されると気になる

昨日は健康診断が11時30分からあり、朝ごはんが食べられない状態でした。

 

普段は食べなくても平気ですが、人とは不思議なもので、

食べてはいけませんと言われた瞬間に食べたくなります。

普段は気にならないのに、無性に食べたくてお腹が減ってくるのです。不思議ですね。

 

結果、お腹の音が止まりませんでしたが何とか乗り切り、

健康診断を終わらせた後には、美味しいお昼ご飯を食べました。

  

さて、人は、禁止されると、それをやりたくなります。

特に男性の方が欲求に弱いという説もあり、

禁止されるとついやりたくなる気持ちがむくむくと出てきます。

 

男の子が入ってはいけないと言われる場所に入って怒られることが多いのが、

こんな禁止されるとやりたくなるということがあります。

 

これは心理的リアクタンスという、

追われれば逃げたくなり、逃げられれば追いたくなるという心理にも繋がっているのかなと思います。

禁止された瞬間に、そこに意識が向けられて、想像をしてしまう分、誘惑も増すのですね。

 

一番の良い方法は想像しないことですが、「想像しない」なんてことは人は出来ません。

では、対処としてどうすれば良いのか?

 

それは別のものに置き換えていくことです。

例えば、禁止されたことを想像しそうな時には、

「ドラマを見る」「宿題・仕事を行う」「走りに行く」など、別のものに置き換えて、

想像する機会を少なくするのです。

  

その結果、人は禁止されたことを考えなくなるので、誘惑に負ける機会が減るということです。

 

何かしたくないことがある時には、「甘いモノ禁止」ではなく、

「豆腐のアレンジを試していこう!」などに置き換えて書いておくと良いと思います。

 

『禁止ではなく、置き換えて考える』

是非とも取り組んでいきましょう。