歪んでしまう見方

人は見た目に印象が引っ張られてしまうという、ハロー効果(後光効果)があります。

 

これは、見た目だけではなく親が大会社の社長なら「子供も立派」とか、「きっと親の七光り」など、

見た目や生まれなどから勝手に歪んだ認知を持ってしまうことを指します。

 

昨日、大学での自己分析セミナーを行ってきました。

その中で、見た目は、目元が髪に隠れた男子学生がいて、

はっきりと話さず猫背で話す感じでした。

 

ただ、お話を聴くと素晴らしく、某有名フランチャイズハンバーガー店で

学生アルバイトながらマネージャーをしていました。

 

バイトリーダーになった際に離職率を低下させたり、

店のオペレーションを「リーダーだから」という理由で全て覚え、それを評価されて

マネージャーに選ばれた学生でした(本来は社員がなり全国的にも数少ない学生マネージャー)。

全く見た目と違うことを実現しているのです。

 

人は見た目では分からないとつくづく感じました。

その学生を褒めることはもちろんですが、ハロー効果も説明し、

「人は印象に左右される生き物、私たちもそうだから、しょうがない。

 

だからこそ、印象を活用していこう」と心理教育も追加で実施して、

変わってくれると良いなと思います。

 

人と接する際には、ハロー効果などのバイアスに気づき、

それらを無くしてフラットな目線で目の前の方と接したいですね。