行動の変化

10月・11月は大学では文化祭の開催が多いです。

1学期(夏学期)は、入学したての1年生がまだまだ部活やサークルに馴染めていないので、

2学期(冬学期)に文化祭をするのです。昔を思い出すとワクワクしますね。

 

ただ、コロナ禍の影響で、大学生の69%はサークル活動していないというニュースがありました。

この学生が部活やアルバイトなどをするなど何かの活動をしていれば良いのですが、

アルバイトをしていない学生も27%で、2019年の8%増。

部活が増えるとは思えないので、何もしていない学生が増えているんですね。

 

高校時代や大学生の始めにコミュニケーションが断絶した影響が残って出ていると感じます。

 

このサークル活動が減ると、さらには何が起きるのか。

文化祭の多くの屋台はサークルが主催しているところも多いので、

サークル活動をしている学生が減るということは文化祭の盛り上がりが欠けていきます。

そうすると文化祭自体が下火になってくのかなと思います。

 

私の地元のだんじり祭りも、引き手不足による過疎化している所もあるので、

こんなふうに変わっていくのかなと思います。

ただ、今回は人口減少ではなく、人災・天災の部分(コロナ)もありますが。

 

サークル活動やアルバイト活動をしていないと、自然と人と関わる機会が学生の中で減っていきます。

人と関わる機会が減ると、コミュニケーションを苦手とする学生も増えてきて、

社会人になる際に困ることが増えていきます。

 

行動の変化は、一時的なことではなく、どんどんと変化が後にも影響していきます。

一度、起こった変化は元に戻せません。

だからこそ、どう対策していくのか考えていくことが大切ですね。

 

そんな風に思います。