今日で神無月(旧暦の10月)が終わりますね。
神様たちのお祭りも終わり、各地に戻ってきます。
神様が居ない各地でも、問題なくお過ごしなさっていたのであれば、
それは全て、皆様の中にいる「自分」という神様が皆様自身を守ってくれていたからかもしれませんね。
この「神」という存在に対しての捉え方は色々あって面白いです。
一部の地域では全知全能の存在であり、一部の所では天罰などを与える恐ろしい存在。
いけにえを求める所もありますね。
たべ、神道では怒るし、恐れるし、逃げるし、引きこもるし、
本当に人間以上に大袈裟なふるまいをしていくのが神様になっています。
そんな神道の考え方の中には、八百万の神々、様々なものに神が宿ると考えられており、
私たちの中にも神様が宿っています。
ただ、その存在は全知全能などではなく、すねるし、怒るし、泣くし、傷付く存在かもしれません。
しかし、そんな神様を大事に扱い、向き合い続けてくれれば、
どんどんと助けてくれる存在でもあります。
そのため、自分自身を責める言葉や、否定する言葉は自分の中の神様を傷つけるので、
自分を大切にする言葉、励ます言葉、慰める言葉、勇気づける言葉を
日常的に言えると良いですね。
あとは朝起きた時、夜寝る前に、お祈りをささげることができれば、
最高かもしれません。
今日もありがとうございました。頑張ってくれたおかげで幸せです。
おはようございます。ぐっすり眠れてよい目覚めです。ありがとうございます。
それを実際に繰り返した人が、感謝から始まる1日は、
普段とそんなに変わらないけど、心持ちは全然変わると仰っていました。
不思議ですね。
そんな風に神様が自分の中に戻ってきているという実感を抱きながら、
日々過ごせると良いと思います。