先日、ある勉強会に参加しました。
その中で大きな衝撃があったので、紹介させていただきます。
今の日本の大人は、自分自身に学ぶ時間や学ぶためのお金を投資し、学ぶ人が少ないそうです。
これだけを聴くと、「また意識高い系の人の話か」みたいな思いになるかもしれません。
でも、実は違うのです。世界と比べて、日本は断然低いそうです。
その「世界」というと、アメリカやヨーロッパなどの欧米の先進国を想像するかもしれません。
それも違います。
もちろん、それらの国にも負けていますが、今回の比較はアジアの国々です。
日本はアジアの国々よりも勉強していないそうです。
現在の日本人は自分に学びなどの自己投資をする人は46%で半数以下です。
これだけだと、「それぐらいじゃない」「結構いるじゃん」と思うかもしれません。
ただ、先ほどもいったアジアでははシンガポール、台湾、韓国は8割、マレーシア、フィリピンの
9割は自己投資し学んでいます。
ベトナムは98%が自己投資し学んでいるそうです。
今、アジアの中で最も学ばない国が『日本』になっているようです。
自己投資をしないといけない訳ではありません。
ただ、自己投資をした人の生涯年収は自己投資をしない人の
生涯年収の1.5倍ほど違うというデータも見た覚えがあります。
そう考えると日本は国全体として、アジアの中で年収が下がっているのも当然の結果です。
その中でもう一つの話が「がり勉」という悪口がありますね。
小学生の時に馬鹿にする言葉で使っていましたが、
勉強ができて成績が良くて馬鹿にする言葉があるのが日本だけと話していました。
こちらはデータがないので本当かは分かりませんが、
『勉強をして当然の国』が多い中で、『勉強をする人を馬鹿にする国』という異常な状態があるそうです。
こんな状況では、世界に大幅においていかれることも、
リカレント教育(学び直し)を推し進める一因になっているのかなと思いました。
私たちはどんどんと学び、自己投資し、成長し、
子供たちには「学ぶって楽しいね!」という姿を見せたいなと思います。