言葉のズレ

8月は旧暦で「葉月」という名前だそうです。

人にとっては厳しい天気ですが、植物にとっては

日本は高温多湿で、さらには光合成に欠かせない太陽も燦燦と輝き、

すくすくと葉っぱを伸ばす時期ですね。

 

車で走っていると、道路にも飛び出している植物を見ていると、

どんどんと伸びてきていて、生命の力強さを感じます。

人にとっては、大変ですが(笑)

 

ただ、葉月の由来は、木々の葉落ち月ということだそうです。

旧暦と現代の暦は一か月ズレています。

名前だけで、想像をすると、由来と全く違うことがあり、面白いなと思います。

 

このようにただのタイトルや、言葉だけでを聴くと、「きっとこうだろう」と思うことがありますが、

よくよく聞くと、全く意味合いが違うことがあります。

 

例えば、センセーショナルなニュースや、批判的なものも、

その前後の文脈を見ると、全くおかしくない発言と言うことがあります。

しかし、その部分だけを切り取って拡散され炎上と言うことがあるのです。

 

例えば、昨日お財布を落として落ち込んでいたとします。

ある人と会っている時に

「凄くオシャレな財布ですね。良いですね。あぁ、でも、落ち込みます」と言ったとします、

すると「私と合っていると落ち込むっていうの、とても失礼な人、そんな人と思わなかった」

なんて怒られてしまうと、どう思いますでしょうか。

 

そんな意図で言ったわけではない!と説明したくなりますね。

人は、どんな風に言葉を汲み取るか分かりませんし、たった一言だけで、色々と想像します。

 

その結果、言葉のズレが、想いのズレになり、人間関係のズレになります。

極力、それを解消できるように言葉はしっかり伝え、

相手の言葉をしっかり聞いていきたいですね。

 

相談では、言葉がずれないようにしっかりと傾聴をさせていただき、

あなたの想いを汲み取らせていただきたいと思います。