働く意味

先日、すごい言葉に出会いました。

 

よく従業員は歯車という言葉がありましたね。

会社のために働く部品という意味です。

 

やりがいや、創意工夫ができず、考えることもできず、

ただ会社という組織を動かすための歯車、しんどいですね。

 

ただ、それ以上の言葉です。

それは、従業員は燃料という言葉です。

 

「昔は、従業員は歯車だから良かった。

 ちゃんとメンテナンスもされて長く使われた。

 今は、燃料。会社を動かすために燃やして、

 燃え尽きたら捨てるだけ。」

 

上手く言っていると褒めたい訳ではありません。

こんな気持ちを持ちながら、いつか捨てられるんだろうと思いながら、

諦めて働いている方がいらっしゃるのです。

 

この言葉は、この人だけの言葉ではなく、

もしかすると、今、働く方の多くが思っている言葉かもしれません。

そうすると、この方にとっての働く意味は何でしょうか。

自分が燃え尽きるまでの間にお金を稼ぐ時間でしょうか。

それは、とても悲しいですね。

 

私は少しずつ企業に対してお仕事をさせていただいており、

企業トップは従業員に長く働いてほしい、

自主的に働いてほしいと思いながらも、

方法が分からないと、自分の思いが伝わらないと悩む人も多く見受けました。

 

そして、従業員は不満や、トップは自分たちを見ていないと

嘆いている人も多く見受けられました。

すれ違いが起こっているのです。

 

その結果が先ほどの言葉を生み出しているなら、とても悲しいです。

この状況を変えるためには、何をすればいいのか、

会社が「働く意味」を提供できる場になれば、

従業員が働く意味を感じられればと思いました。

 

まだまだ何をすればいいかは分かりませんが、

先ほどの言葉に触れて、より改善していきたいという想いが強くなった

今日この頃です。