営業とカウンセリング

企業様で研修をさせていただく機会も多く、

特に販売や営業を実施させていただいています。

 

その際に、感じることは、販売や営業とカウンセリングは共通していることがあるということです。

 

一昔前の営業は、押し売りのように電話でも訪問でも毎日のように行き、

どんどんと押して買ってもらうということが多かったような気がします。

 

しかし、今は豊富にお金が余っている所は少なく、本当に必要なものを厳選し購入されるお客様が増えています。

そのようなお客様が増えると、営業や販売はどのようになっていくのでしょうか。

 

それは、お客様が抱えている問題を理解し提案をしていくか、

もしくはお客様が持っている理想と現実のギャップを理解し、そのギャップを埋めるための

提案営業が必要となっていきます。

 

では、そのような本音を引き出すためには何が必要でしょうか?

それは相手の本音を引き出す力である『傾聴力』です。

 

そして、人はどんどんと押されると逃げたくなります。

そのため、売るよりも、目の前の人の悩みやギャップを理解し、寄り添い一緒に解決をしていく。

そんな姿勢が大事だと私は思っています。

 

そのような内容を提供していくと、とてもありがたいことに高評価をいただいております。

今後も参加される方や接する方が少しでも成長できるように、取り組みたいと思います。

 

人を相手にする仕事という共通点があるからこそ、目の前の人を大事にする。

それを誰しもが当たり前になると嬉しいと思います。