小さな幸せと大きな幸せ

小さな幸せがたくさんある一日があります。

例えば、青信号ばかりが続いて、スムーズに行動できる。

たまたま入ったレストランの食事がおいしかった。

お風呂が気持ちよかった。

ぐっすり眠れた。

 

大きな幸せに出会えた一日があるとします。

宝くじに当たり、10万円が当たりました。

 

さて、あなたは大きな幸せの一日と、小さな幸せの一日どちらがいいでしょうか。

そして、どちらの方が繰り返し訪れそうでしょうか。

 

これは、ちょっとした思考実験ですが、

人は小さな幸せの積み重ねを過小評価し、

大きな幸せを過大評価する傾向があります。

 

ストレスに感じるのは、小さな幸せがない日です。

赤信号で止まってばかり、ご飯がおいしくなく、お風呂が水風呂で、ぐっすり眠れなかった。

多分、一日中、イライラしてしまいます。

 

一方で、今日、宝くじが外れて10万円を逃しても、イライラはしないですよね。

そして10万円が当たっても、その喜びは1週間も続きません。

 

本当は毎日、繰り返される小さな幸せが人には大切です。

ただ、小さすぎて、そして、その幸せが訪れることも多いから、

当たり前になりすぎて過小評価をしてしまいます。

 

本当は小さな幸せの積み重ねが大切です。

それを大事にしていきましょうね。