震災の記憶

今日は阪神大震災から27年目ですね。

 

27年前の今日に、夜中に起きたことを今でも覚えています。

当時、関西に住んでいる方は皆が覚えている記憶かもしれません。

 

私の学校にも、家を無くした同い年の学生が一時的に来ていました。

当時、急遽建てられた仮設住宅も覚えています。

 

当時の私は理解力も、想像力も乏しくて、

まだ震災の悲惨さや、被害にあった方の心情を考えることもできていませんでした。

今では、多くの方と接して、お話を聞き、寄り添う中で、

少しは気持ちが分かるようになったかもしれません。

 

そして、その気持ちを少しでも、

当時の学校にいた同級生に向けられたらと思います。

私はどちらかというと、少し暴力的だった同級生を怖いと思っていました。

 

今であれば、ただ話を聴きたい。

何ができなくても、ただ、横に座って話を聴きたいなと思います。

 

27年前の記憶、体験していない人にとっては、遠い昔の記憶です。

東日本大震災ですら、遠い記憶かもしれません。

ただ、目の前でそれを抱える人がいるのであれば、

昔の事とは思わずに、耳を傾けたいと思います。

 

震災の記憶を抱えながら生きている方の

少しでも力になりたいと思います。