成人の日

今日は十日えびすであり、成人の日でもあります。

コロナが広まってきて、今年も休止している所があるとのニュースがありますが、

それでも多くの場所では予定通り開催されて、お祝いされているようですね。

 

昔の成人は元服で16歳と今よりも4歳も若かったです。

さらには、責任の重さも今とは全く違い、一人前の大人として扱われることも多いです。

今は法律で守られていることもあり、さらには保護されることが当たり前と言う認識なので、

大人になれていない成人も多いのかなと思います。

 

ただ、そんな愚痴っぽいことを言って、若者を非難するよりも

もっと、大事なことが、そんな成人になる人たちや、子供たちに向けて、

大人とはこんな姿なんだと、見本となる姿を見せることです。

 

子供は親を含む身近な人から聞いた言葉を使うと言われています。

親などの身近な人が考えてきたことを学んで、物事を考えると言われています。

その為、「親の顔が見たい」という言葉も、親の影響を受けているからと言うことなんですね。

 

ですが、その「身近な人」には私たちも含まれているかもしれません。

人に優しくする、ポイ捨てされたごみは拾う、電車ではお年寄りに席を譲る。

こんな小さいころに教わった当たり前のことをできているような

大人になれているでしょうか。

 

私自身も振り返って考えると、まだまだ子供だなと思ってしまいます。

今日は成人式の日です。あなたが成人の日を迎えた時はどんな時だったでしょうか。

 

新しい成人を祝うだけではなく、昔の自分自身を思い出し、

そこからどれだけ成長できているのか、

自分は子供たちのお手本になれているのか、

振り返って考えてみても良いのかなと思います。

 

そんな風に自分の心の中に、軸や芯ができてくると、

大人らしく、背筋を伸ばして生活することができています。

成人の日に、成人である私たちも、成人になれるように過ごす。

そんな日にちしても良いのかなと思います。