従業員満足という視点

顧客満足度という言葉は良く聞いたことがあると思います。

仕事の中で、お客様の満足を優先し、満足の度合いを測るというものです。

CSとも呼ばれています。

 

それに対して、最近、注目されているのは、従業員満足度という考え方です。

ESとも呼ばれていて、働く従業員の満足の度合いを測るものです。

一部の企業では導入をされています。

 

これが導入されている背景には、働く人の満足度が無いと、

お客様の満足度を高められないということが分かってきました。

働く人が苦しみながら、辛い状況を感じながら、

サービスを提供しても、良いものが提供できません。

 

日本では、まだまだサービス残業などの労働環境の悪さがあります。

もちろん、法律で少しずつ改善がされています。

これはとても嬉しい点でもあります。

一方で、法律で整備したとしても、人の気持ちが、雇う人の考えが変わらないと、

なかなか変わり切らない部分があります。

 

だからこそ、従業員満足度が顧客満足度に繋がり、

サービスの向上や売り上げの拡大に繋がると分かれば、

働く環境がもっと良くなっていくのかなと思います。

 

お客様の満足度、働く人の満足度、そして雇う人の満足度、

その3つがバランスよく保っていることこそ、

とても大切なことかなと思います。

 

この顧客満足度を高めるためには、

『お客様は神様』という考えは持たないようにすることも大切かなと思います。

サービスを提供してくれるお店の人も『人』です。

 

お金を払っているし、サービスを提供してもらって当たり前ではなく、

感謝の気持ちを持って、サービスを受けていきたいと思います。

 

そして、従業員満足度の考えを広めていきたいと思います。