失敗には原因があると言われることも多いです。
ただ、必ず原因があるわけではなく、
原因があったとしても、防げない原因もあります。
そんな時に日本人は、「きっと悪いことをしたから、失敗したんだろう」というような
因果応報の考えを持ちやすいと言われています。
その最たるものが、いじめですね。
いじめの多くは、いじめられる側ではなく、いじめる側に原因があります。
いじめの中には、言葉の暴力だけではなく、実際に暴力をしたり、
物を取ったり、壊したり、金銭を要求したりなど、
本当に酷い行為があります。
これは大人の世界では、全て犯罪です。
なのに、その犯罪には目を向けず、いじめられる側にも問題があると
考える人も、まだまだいます。
悲しいですね。
海外では、いじめる側に暴力性や非社会性などの問題があり、
親を含めて治療を行うケースがあります。
そして、被害にあった学生には、心のケアはするけれども、
「あなたは悪くない」と言うのです。
もし、あなたが誰かに傷つけられたり、
上手くいかないことが続いていたとしても、
あなたが悪い訳ではありません。
ただ、そのことがきっかけで何か変わりたいと願うのであれば、
それは変わっていくと良いと思います。
少なくとも、自分自身を責めないでください。
自分を許してください。
あなたは悪くない。そんな風に私は思います。
自分だけは、自分自身の味方でいて欲しいと思っています。