支え合いは、手を伸ばすところから

この世の中は、多くの助け合い、支え合いで成り立っていると思います。

助けられた覚えも支えられた覚えもないという方もいるかもしれませんが、

日本の中で水道も電気も道路も使ったことが無い人はいないと思います。

 

知らないうちに、まず私たちは多くの人や、ご先祖様に

助けられ支えられてからスタートしていると思います。

 

この支え合い助け合いを、このような気付かないサポートだけではなく、

目に見える形で誰かから支えられ助けられたいと考える人もいるでしょう。

私も多くの困ったことでは、助けて欲しい・支えて欲しいと思います。

一人ではできないことも沢山ありますからね。

 

では、そんな支えて欲しい時には、何をすればいいのでしょうか。

まずは、声を出すことは大切だと思います。

何を望んで、どのように助けて欲しいのか分からないと、

人は手を差し出しにくいですからね。

 

では、声を出すけれども助けてもらえない、そんな風に落ち込んでいるとすれば、

何が必要なのでしょうか。

 

それは、先に自分が誰かを助けるために手を差し伸べる所から始まるのではと

最近は思うようになりました。

 

助けて欲しいと言いながらも、手を振り払われることが怖くて、

手を組んで伸ばせていないなら、それでは誰も手を差し伸べてくれないと思います。

 

さらには、何でもかんでも助けて欲しいと思っている人と思われると、

人は手を差し伸べることにためらいを覚えてしまいます。

 

そうではなく、まずは誰でも良いです、自分ができる範囲で誰かを助ける行為をしていると、

自然と自分に返ってくるかのように、誰かに助けられることがあると感じました。

 

ギブ&テイク(貰う&渡す)の考え方では、先にギブ(与える)ことが先に来ます。

テイク&ギブではないのですね。

積極的に誰かに私の力を渡すことで、支え合う輪の中に入ることができるのかなと思いました。

 

私もまだまだ、出来ている訳ではありません。

ただ、少しでも、私ができる範囲で、サポートを、誰かの助けを行っていきたいと思いました。