昨日は中秋の名月で、とてもきれいな満月が見えていたところも多かったようですね。
私も雲の切れ間から一瞬、見ることができて本当に良かったです。
ゆったり、のんびりと夜空を眺めることはそういえば少なくなっていると感じました。
ただ、この中秋の名月ですが、イメージとしては満月ですが、
満月の中秋の名月の方が少ないようです。
今回も8年ぶりに満月と重なるということで話題になっていました。
一部では、金運上昇などとも結びつけて報道している所もあって、
人はゲン担ぎがやっぱり好きなんだぁと思います。
この中秋の名月も、日本では芋名月として、収穫した農作物をお供えしたようです。
ある意味、五穀豊穣の催事だったのかもしれません。
それが中国の中秋節と結びつき、中秋の名月になったとも言われているそうです。
私の地元、岸和田も、今年度は色々な物議をかもしていますが、
元々は五穀豊穣のお祭りで、収穫した農作物などを持って、
城下にある神社への奉納が許されたことが起源です。
昔の人は、食べる物が取れる有難さ、生きられることへの有難さ感じていたのかなと思います。
今はスーパーに行くとあふれるばかりの食品を買うことができるので、
つい五穀豊穣が当たり前という感覚になってしまいます。
スーパーの値引きセールの方が喜ぶ人が多いかもしれませんね。
ただ、一方で、日本は食料輸入国ですが、中国などの先進国に食品が高値で買い付けられ、
少しずつモノが変えなくなっているそうです。
今は高級品の買い負けが多いようですが、
少しずつ、私たちの生活に直結する製品に影響が出るかもしれません。
そんな時に食べることも困らないよう、
農家や漁業など1次産業に携わる方に感謝の気持ちを持っていきたいと思いました。
本当に汗水たらして、私たちの食事を作っていただき、
ありがとうございます。
そして、天の恵みにより、生活できていることを感謝します。
そんなことをふと思った中秋の名月でした。