固定的知能観と拡張的知能観

固定的知能観や拡張的知能観
何ともややこしい言葉ですね。
横文字も分かりにくいですが、漢字の羅列も分かりにくいと感じます。
 
ただ、この2つの考え方を知っておくと、自分自身に対する制限を解除し、
気楽に過ごせるようになります。
 
例えば、皆さんは苦手なことはありますでしょうか。
 
私は掃除や整理整頓が苦手です。
苦手なので、覚えようとあまり思えていません。
 
そして、私が掃除や整理整頓を覚えて上達していき、
こんまりさんのように、掃除名人になれるかと言うと、その姿は想像できません。
 
「生まれてからずっと苦手だし、親も苦手だったので、改善なんてできない」
そんな風に思っています。
このような、『自分は変われない・成長できない』という想いを
固定的知能観(自分の能力・知能は固定し成長しないという考え)と言います。
 
 
一方で、得意なことや、苦手を克服したことはありますでしょうか。
そちらの方は、最初は失敗したり、うまく行かなくてもどんどんと取り組み、
好きになったと思います。
 
そうすると、好きなことに似ていること、
例えば、サッカーが得意な方は、他のスポーツにも、
テレビゲームが得意な方は、スマホゲームにも、
きっとできるだろうと思って、多少の失敗はものともせず取り組み成長します。
 
このような、『自分は変われる・失敗しても成長できる』という想いを
拡張的知能観(自分の能力・知能は拡張し成長するという考え)と言います。
 
多くの人は、拡張的知能観でできており、
失敗したとしても繰り返せば、少しずつ成長していくようにできています。
なのに、自分は色々と出来ないと思い込んでいる人は固定的知能観になっているそうです。
 
固定的知能観の方は、今の自分に固執するので、変化もなく、ストレスも大きくなります。
 
そうすると、皆さんの折角の能力・才能は活かすことができません。
本来の人は『拡張的知能観』と思って、きっと自分は成長できる、失敗を乗り越えられると考えて取り組みませんか?
よろしくお願いいたします。