気持ちの整理のつかなさ

どうしても納得いかないことや、とても悔しいことがあるときには、
気持ちの整理がつかなくてしんどくなることがあります。
 
簡単に切り替えられると良いのですが、
一生後悔するような失敗をしてしまったと思うと、
気持ちの切り替えは簡単できないですよね。
 
この気持ちを一生、引きずるんじゃないかと思うぐらいに
しんどくなってしまいます。
 
しかし、人は良くも悪くも忘れる生き物です。
しばらく距離を空けることができれば、ちょっと気持ちの整理がつくことがあります。
 
気にはなってしまうけれども、他に用事を作ってみる。
気にはなるけれども、そのしんどいことを聞いてこない人と一緒に過ごし、
テレビや映画を見て、泣いて笑ってみる。
 
そんなことができると、心の中が悲しみや後悔でいっぱいのところに
ちょっとだけ隙間ができて、その隙間から気持ちの整理のとっかかりが
始まります。
 
そのため、一番、気持ちを整理したいときにしてはいけないことは、
ずっと、その後悔することを考え続けることです。
 
正確にいうと、後悔することの「あのとき、こうしなければ良かった」などの
後悔する点ばかりを見つけ自分を責めることです。
そうすると、人は、しんどい所から距離を空けることができず、

 

何度もしんどいことを繰り返し思い出し、
しんどいことを追体験していきます。
 
人に寄っては5年、10年前の行動を後悔し続ける人もいます。
そこから一歩抜け出したいですね。
 
一緒に気持ちの整理を付けるための一歩を、
考えていきたいと思います。