予防カウンセリングという考え方が広まっています。
今までは病気になったり、しんどくなってからカウンセリングに来ることが多かったです。
でも、しんどくなってからカウンセリングに来るのは、
体調で例えると、インフルエンザや肺炎になってから病院にくる感じです。
とてもしんどいですよね。
治療の段階でもしんどい状況は続きますし、病気の重さによっては治療に時間も労力も掛かります。
一方で、予防カウンセリングを体調に例えるとm食事や運動、睡眠をとり体調に気を付けることです。
健康的な食事を取り、運動を行い、睡眠をしっかりとれば免疫力も高まり病気になりにくくなります。
しんどくなる前に、しんどくなってしまう思考から抜け出して、ストレス発散も適度に取り組んでいき、
元気で生き生きとした心の状態で過ごすことが、予防カウンセリングなのです。
では、具体的にどのようなものが予防カウンセリングなのでしょうか。
特に“これ”と限定されるものではありませんが、主に下記の取り組みがあります。
・今の状態に気付く
・ストレスを発散する
・自分の思考を柔軟にしていく
などがあります。
『今の状態に気付く』
ストレスチェック制度というものが数年前から始まりましたが、
あれも1次予防でメンタルヘルスという病気になる前に防ぐのが目的です。
まずは、今の心の状態に気付くことが凄く大切です。
『ストレスを発散する』
ストレスを感じないということは、まずありません。
暑い寒いもストレスの一種です。ただ、発散をすることで、ストレスが病気に繋がらないのです。
汗をぬぐってみる、シャワーを浴びる。これも発散の一つですね。
そんな風に、運動する、食事する、踊る、歌う、寝るなど発散を持っておくことで、健康的に過ごせます。
今は『会話する』という行為がとても減っています。
そのため、『喋る!』というストレス発散が凄く重要になってきています。
『自分の思考を柔軟にしていく』
これも重要です。木の板に、ボールを何回もぶつけても割れてしまいます。
ただ、柔らかいスポンジにボールをぶつけても、壊れることはありません。
さらに、思考が水のように柔軟であれば、どれだけボールを投げ込んでも受け止められます。
柔軟で、どんどんと形を変えて、楽になる思考を持てれば、ストレスは溜まりにくくなりますね。
これらの3つのことを、自分一人で取り組むことが難しい!と思うのであれば、
カウンセラーを活用していかれると良いと思います。
ジムやエステ、ヨガに通うかのように、心の1次予防をしていきましょう。
あなたが、いつまでも元気で過ごせますように。