サバンナで、ライオンとシマウマがいたとします。
ライオンを見つけたシマウマはどうするでしょうか?
大急ぎで必死で逃げるでしょう。
この時の必死さは命が掛かっているので、すごいです。
ただ、逃げ続ける・走り続けることができないので、
体力が尽きると倒れてしまいます。
シマウマを見つけたライオンはどう思うでしょうか?
目の前に美味しそうなご馳走があるので、
ワクワクしながら、どんどんと走るでしょう。
ただ、体力が減ってきて無理だなと思った時には、
手近なウサギなどを食べてお腹を膨らませて、
新たなシマウマを見つけた時にはワクワクして走るでしょう。
追いかけ過ぎて倒れてしまうことは無いと思います。
このシマウマのような、恐怖や不安に押されて動く状態を
恐怖のモチベーションとも言われます。
一時的には力強いですが、長続きせず、疲弊します。
一方で、ライオンのような、自分の好きなことで動く状態を
自発性と言います。
この気持ちは長続きしますし、
例えば、あなたが海外旅行に行きたいと思って行った時、
行っている最中に疲れ切って嫌だ嫌だと思うでしょうか。
旅行から帰った後は疲れてぐっすり寝るかもしれませんが、
楽しかったし、また行きたい!と思うでしょう。
これが自発性です。
一方で、借金取りに追われて、
再び、お金を借りたい!と思う人はいないでしょう。
これが恐怖のモチベーションです。
ただ、この恐怖のモチベーションですが、
将来が不安と思ったり、良い学歴が無いと良い人生を送れない
あなたは自発性と、
私は、将来の不安から動いている部分もあったと気付きました。