無理をしない範囲で

人というのは知らず知らずに頑張って

その疲れやストレスに気付かないものです。

そのため、過労死なんて死ぬまで倒れるまで行動してしまうのですね。

 

この状況を防ぐには、周囲からのストップですが、

本人が『大丈夫。大丈夫。』と言われると止めにくいですよね。

本当に大丈夫かな?と思ってしまいます。

 

ただ、この大丈夫は本当は大丈夫じゃないのですね。

その為、相談の場面では時々、あなたの状態を色に例えて聴くことがあります。

 

「大丈夫ですか?」と質問されると、

つい「大丈夫です」と返してしまいますよね。

 

でも、「あなたの状態は何色ですか?」と聞かれたら、

どのような色が思い浮かぶでしょうか。

 

凄くしんどかったり、気分が重くて、でもその気持ちを作り笑いで隠している時には

「金色」とか「赤色」などの明るい色は思い浮かびにくいですよね。

むしろ、想像するだけでしんどくなってしまいます。

その為、「灰色」や「紺色」などの暗めの色が頭の中に浮かんでしまいます。

 

そのような暗い色が想像で出てくるときには、無理をしないことが重要です。

「大丈夫」という言葉で自分の想いを隠さずに、

無理をしない範囲に変えていくことが必要です。

 

あなたは十分に頑張っています。

あなたは休んでも良いと思います。

 

そのように自分に伝えて、無理をしない範囲を考えていきましょう。

 

あなたの今の状態を色で例えると何色でしょうか?
是非とも考えてみてください。