話を聞く特徴を知る。

あなたは、ご自身のコミュニケーションの特徴を知っているでしょうか。

ここでは、あなたが話を聞く特徴と言ってもいいかもしれません。

 

人は、相手の話を聞くときに、

・音として聞く

・言葉の意味を理解する

・話の全体像を理解する

ということをします。

 

コミュニケーションが苦手な方の中には、

話すことが苦手という方も多いですが、話を聞くことが苦手という方や、

相手の話が理解できないから、苦手な方もいます。

 

あなたが相手の話を聞くときに、どこでつまづいているか分かると、

コミュニケーションを改善できるかもしれません。

是非とも一緒に考えましょう。

 

例えば、

「今日は寒さが酷いので、体調管理をしないといけない。

 体調管理は大人にとって必要だし、体調を崩すと多くの人に迷惑が掛かる

 新型コロナなどはどうしようもないけれど、

 自己管理ができていない中での体調不良は問題だよ」

と言われたとします。

 

一度に聞き取れる量が少ないと、実は理解力が高かったとしても、

あまり理解しない人と思われてしまう場合があります。

 

文章で書かれると分かるけれども、話されると「今日は寒さが酷い・・・」しか

聞き取れなくて、「あぁ、天気のことを言っているんだな」と思うこともあります。

 

 

一度に聞き取れる量が多かったとしても、言葉を理解する力が遅いと

大量に音が入ってくるけれども、頭がついてこないという感じになります。

 

先ほどの言葉では、全部の言葉は聞き取れたけど、

「体調管理は大人にとって必要」ってどういう意味?と思うと、相手が何を言いたいか分からなくなります。

 

 

一度に聞き取れる量が多くて、言葉が理解できても

意味が分からないとコミュニケーションになりません。

 

先ほどの言葉をすべて聞き、理解したとしても、

「体調を崩すと多くの人に迷惑が借る。自己管理ができていないと問題」

って何を当たり前なことをいっているんだろう?で終わります。

 

もしかすると、体調が悪そうな風に見えたのかもしれない、

今から2月は体調不良で休む人が多くなるから、先に注意を促したのかもしれない。

そんな風に考えると、この言葉が当たり前のことではなく、

 

『気遣い』という意味合いにも受け取ることができます。

 

あなたが人の話を聞くときに、

なかなかうまくいかないな、と思った際には、自分の特徴を知ってください。

そうすると、改善が早く進みます。

 

是非とも取り組んでいきましょう。