「勝負」より「ワクワク」を

「世の中は弱肉強食」、「勝たないと意味が無い」などの言葉を聞きますが、

本当でしょうか?

 

動物の世界を見ると、一見、弱肉強食のように見えても、

意外に弱い生き物もしっかりと生きており、

むしろバランスが保たれています。

 

ライオンも満腹の時は獲物を襲わず、

あくまで生きるため、食べるために狩りをします。

 

むしろ、弱肉強食と思って、カリカリ・イライラとしているのは、

人だけかもしれません。

常に周囲を警戒して、誰かに勝たないといけない、

あの人よりも優れないといけない。

 

そんな風に追い込まれてしまう人もいます。

しんどくないでしょうか。

 

むしろ、それよりもワクワクすることを探しませんか?

隣の人には勝てなくても、隣の人と一緒にワクワクするような

楽しい仕事、楽しい人生を探していくことはできると思います。

 

例えば隣の農家よりも美味しい野菜を作ろうとギラギラにらみつけるより、

一緒に美味しい野菜を作ろうと、試行錯誤をして、

誰もが美味しくて食べたいと思わせる野菜を作っていく。

 

そんな発想の方は、楽しく、そしてより良い生活を作れそうな気がします。

「勝負」という発想を出て、「ワクワクする」ことを探していく。

その「ワクワク」で明るい世界を作っていく。

 

こんな大変な時代だからこそ、そんな発想もありかなと思いました。

 

誰かと比較してしんどい方。

ついつい、劣等感のようなものを感じて、劣っていると考えてしまう方。

そんな方は勝ち負けの発想や、優れている劣っているという発想から

一歩外に出て、お互いに何かを作れるというワクワクする発想を持って欲しいと思います。