光陰矢の如し

11月に入って、あっという間に半月が過ぎました。
2020年も残り1ヶ月半と聞くと、どのような気持ちですか?
 
満足感?
達成感?
喜び?
 
思いっきり行動して、挑戦して、成し遂げてきた方にとっては、
喜ぶ気持ちが大きいと思います。
 
しかし、多くの方(7割の人)は、違う気持ちになっていませんか。
 
焦り?
後悔?
不安?
無力感?
 
何もしてこなかった、色々と思う気持ちはあってもできなかった。
そんな風に考えている方は後悔や焦り、
さらには今後の見通しが無い人は、2020年も終わる。
今後、どうしようかという不安に駆られているかもしれません。
 
こんな時に、どのように考えれば良いのでしょうか。
その答えは出ています。
 
「過ぎ去ったことは考えない。」ということ。
 
過ぎ去ったことから、学ぶために振り返ることは大切です。
反省することは、あなたの人生を変えていくための
行動につながるかもしれません。
 
しかし、後を振り返って、悔やみ続けて、前を見ることができない時間はもったいない。
さらに後を見ながら、前に行こうとすると、足元すら見えていないので、簡単に転びます。
 
そして、再び後悔する。
その悪循環が始まってしまいます。
 
大切なことは、過ぎ去った過去は反省はすれど、
後悔はそこそこで止めて、「今、ここ、あなた」から考えることです。
 
コーチングという目標達成に注目する相談支援の場合には、
「今、ここ」ですらなく、10分後のあなた、1時間後のあなた、翌日のあなたを考えていきます。
それにより、人生をあなたの望む方向にどんどんと変えていきます。
 
過去を整理することは良いことです。
あなたの過去が、あなたの足枷として絡んでいるなら、
その過去の足枷を外し、今、この時を爽快に歩けるように
過去を振り返ることは良いでしょう。
 
しかし、過去を見て、「あの時、こうすれば・・・」と何時間も何日も言い続けても、
一歩もあなたは行動できず、あなたの人生は変わらず、
見ている風景も変わりません。
 
あっという間に過ぎ去った時間を後悔せず、
終わったことはしょうがないと考えて、
今、過ぎ去ろうとする時間を楽しみましょう。
 
それこそが、あなたが幸せを感じる第一歩に繋がります。