「こころ」と「からだ」を整える

「こころ」と「からだ」のバランスは大切ですね。

 

そもそも、「こころ」ってなんでしょうか。

「こころ」に対する「からだ」ってなんでしょうか。

 

これを、ついつい勘違いしていて、

バランスを崩す方って多いのです。

 

例えば、すぐに否定してくるAさんがいたとします。

 

このAさんを見た時に、「うわ~、嫌だな~」と思うのは、

「こころ」でしょうか。「からだ」でしょうか。

 

実際の場面では、Aさんと会った時に、

ここで「うわ~。嫌だな~」と思いながらも、

笑顔で「こんにちは」と話しかけますね。

 

「うわ~、嫌だな~」と思いながらも「笑顔で接しないといけない」と

思っている時点で、心がバラバラです。

 

さらに、「からだ」も、ここから離れたい!という反応を示しながらも、

『ぎこちない笑顔』を作っている時点で、体の反応がバラバラです。

 

そして、「こころ」と「からだ」の反応もバラバラになっていくのです。

 

こんな風に「こころ」も「からだ」もバラバラの状態が、

バランスが崩れるという感じです。

 

では、「こころ」と「からだ」のバランスを取るには、

どうしていけば良いのでしょうか?

 

実は、「こころ」と「からだ」の外に、

重要な要素があります。

 

それは「うけとり方」です。難しい表現になると「解釈」ですね。

 

Aさんに会った時に、「うわ~。嫌だな~」と思っても良いのです。

「嫌だな~」と思いながらも、

「でも、こんな人の対応ができたら、自分は凄いな~」と思ったとすると、

どんな反応になるでしょうか。

 

こんな風に誰かと会った時、トラブルが起こった時に、

今までとは違う考え方をすると、

「こころ」と「からだ」のバランスが整っていきます。

 

もちろん、Aさんが嫌すぎたら、対応をする必要はないと思います。

それも一つの、「こころ」と「からだ」のバランスを取る方法です。

 

あなたの人生を捨ててまで、他人の顔色をうかがって、

生きる必要はありませんからね。