心の大掃除

ほこりの溜まった部屋では落ち着けないどころか、病気になっていきます。

同じように、心にも埃が溜まっていく。

 

ちょっとしたイライラ。

些細な傷付いた言葉。

思い通りにいかない日常。

将来への少しの不安。

何もしない自分への怒り、焦り。

 

その一つ一つは些細なもので、チリやほこりと同じく、たった一つがあっても何も変わりません。

それらが積もり積もると、大きなストレスに繋がり、

生活の中で落ち着くこともできず、心の病気になっていきます。

 

定期的に、心の中を大掃除することで、

快適な心の状態で過ごすことができて、笑顔で過ごす時間も増えていきます。

 

そんなことは分かっているのに、

ついつい、些細なことだからと無視したり、

我慢をしてしまうことが多いと、いつの間にか、心がごみ屋敷になってしまいます。

 

ごみ屋敷では、

疲れがたまり、楽しめたことが楽しめません。

さらには、人と会うことが億劫な感じになってしまう。

どんどんと悲観的になってしまう。

他の人に対する妬み、嫉みが出てきてしまう。

そんな風になります。 

 

心の大掃除には、2つの方法がある。

1、体を動かすこと

2、心を動かすこと

 

これらを心がけていきましょう。

 

1、体を動かす

些細なほこりであれば、体を動かしていくと、

心の中に風が吹くように、吹き飛ばすことができます。

 

逆に運動不足だと、体が重くなり、心も重くなることもあります。

適度な運動は体を軽くするだけではなく、

心を軽くすることができるのです。

 

走ってもいい、スポーツをしても良い。

ただ、ちょっと歩くだけではなく、

汗をかくような運動が一番良いです。

 

体を動かし、心の中に風を吹かせて、

ほこりやちりを拭き飛ばしましょう。 

 

2、心を動かすこと

ほこりが溜まった部屋の窓を開けて、

風を吹き通すと、ほこりやチリが飛んでいく。

 

ただ、隅に溜まったほこりやチリは、しっかりと掃除をしないと溜まり続けます。

家具の裏側、タンスの片隅、冷蔵庫の下。

放置をしていくと、カビにもなっていきます。

 

心も同じ。

心の片隅に残っているストレスや、些細な傷は早くに掃除をし続けることが大事です。

 

その為の方法としては、

・些細な傷やストレスを聴いてもらう。

・傷付いたことや、ストレスを肯定してもらう。

など色々あります。

 

主に共感・感動が心の大掃除に繋がっていきます。

 

心が動くと、心の隙間にあるほこりをほうきで履きだすように、

綺麗になっていくのです。

 

感動したり、喜んだり、時には泣いてスッキリして、

心も体もきれいにして、元気に過ごしましょう。