北風と太陽の物語をご存知でしょうか。
旅人の上着を脱がした方が勝ちという勝負を北風と太陽が行いました。
北風は物凄い風を吹かせ、服を吹き飛ばそうとしました。
しかし旅人は風と寒さに負けないように、上着をギュッと握って歩きました。
その後に太陽は、燦々と日の光を当てることで、
旅人を汗だくにし、自ら上着を取るように仕向けたのです。
この話で、上着を脱がすという時に、無理やり剥ぎ取るだけではなく、
別の方法でアプローチすることで目的が自ら達成できることがあると
学ぶことができるのです。
人はついつい自分がいつも行っていることや
信じていることを、幾度も行おうとします。
でも、それは旅人の服を風で飛ばそうとする行為と
同じ時があります。
しかし、視点を変え、アプローチを変えると、
そんな状況を乗り越えることができます。
何回か繰り返し行った時に、うまくいかないなと思った時には、違う方法を試す。
場合によっては、大きな視点で、アプローチだけではなく、
今やっていることは本当に必要かなと考えてみることも大切です。
時には風になり、時には太陽になり、
柔軟に変えていくことで、自由に生きることができるかもしれません。
あなたの生き方や、信じること、人生の目標が折れないように、
しっかりと根を張って生きて欲しいと思います。