自分を理解する言葉

先日、些細な一言に無意識の本音が混じるというブログを書きました。

しかし、中には、そんなことは無いと思う人もいるかもしれません。

 

例えば、口癖が私と同じで『 人に興味がない 』という人もいるかもしれない。
その人は、「俺は本気で人に興味がないし」と言うかもしれません。

ただ、一つ断言しておきます。
心の底から人に興味がない人は「人に興味がない」なんて言葉は言いません。

例えば、あなたはドアノブに興味がありますか?


1日を生きる中で、ドアノブに触らないことはないと思います。
ドアノブが無いと、非常に困ります。
例えば、トイレに入っている時に、ドアノブが壊れた時の絶望はありません。
さらに、スマホを持っていない時には、この世の終わりを感じるそうです。

もう出られないのでは?
小窓から脱出するか?
そんな風に思うぐらいにドアノブは非常に大切な存在です。

しかし、99%の人はドアノブに興味がなく、注目もしておらず、
無意識に使用しているだけで意識にのぼることはないと思います。


時々、ドアノブが汚いと思うことや、ドアノブに体をぶつけて恨むぐらいかもしれませんが、

その時だけだと思います。

本当に無意識なら、そもそも口から言葉として出てこないのです。

わざわざ口癖として、半ば無意識で言葉として口に出すのは、
『 何より意識をしている証拠 』ということです。

さて、あなたの口癖は何でしょうか。
・成功なんてどうでもいい。
・賞賛なんて欲しくない。
・面倒なこと嫌いだし。
・人に興味がない。
・今の人生で満足だし。

自分自身を知る言葉を見つけて、
本音を発見し、本音に素直に向き合える、そんな人生を紡いで欲しいと思います。