自分の行動と相手の反応

挨拶をしたけれども、返してくれなかった。

物を渡したけれども、お礼を言われなかった。

 

時々、そんな言葉を聴くことがあります。

自ら行動したのに、それに対して反応が無いと嫌になってしまいますよね。

 

ただ、そんな時に、自分の行動を変えることで

相手の反応が変わるということを体感させてくれる学びがありました。

 

例えば、ペンを取って欲しいと言われて、

ペンを片手で、無言で渡したとします。

 

そうすると相手からお願いをされてペンを渡したのですが、

渡された方は不愛想と思って「ありがとう」と心から言う気持ちになくなるそうです。

 

それに対して、ペンを取って欲しいとお願いされて、

ペンを両手で持ち、「はい、どうぞ」と言って渡すと、

つい「ありがとう」という言葉と共に、

軽く頭を下げてしまうことがあります。

 

挨拶に関しても「おはよう」と伝えるだけではなく

「ありがとう」と思いながら「おはよう」と伝えていくと

相手の反応が変わることがあります。

 

もちろん、それでも反応が変わらず

つっけんどんな対応をされることがあります。

 

そんな時には、「まぁ、そんなこともあるよ」など

受け流せるといいかなぁと思います。

 

相手からの反応が欲しい時には、

時には、自分の行動を見直してみても一つの方法かもしれません。

 

そんな風に思いました。