些細な気持ち

人の気持ちは非常に簡単に揺れ動き

些細な部分に現れると感じています。

 

例えば、気分が良かったとしても、

些細な電車の遅延や、数分の遅刻で焦ってしまい、

そのせいでイライラしてしまうということ。

 

少し、しんどい気持ちがある中で、

そのしんどさを我慢して、頑張っている時に、

その気持ちを汲み取ってもらえない。

そのせいで少しずつ気持ちが沈んでしまう。

 

初めは些細な気持ちだったのに、

少しずつしんどさやイライラの気持ちが募ってしまうことがあります。

 

その些細な気持ちを自分で気づき、

少しずつ誰かに伝えたり、発散ができると

気分が重くなることを防いで、

気持ちが軽くなっていきます。

 

ただ、些細な気持ちだからこそ、

なかなか気づきにくいということも多いです。

 

相談に来られる方の中にも、

もっと早くにご相談いただければと思うこともあります。

 

そんな、些細な気持ちに気づく方法ですが、

少し文章を書いてみると良いかもしれません。

 

日記でも良いし、自分に宛てたメールや手紙でも良いです。

 

その中でどんどんと今の気持ちや状況を綴る中で、

色々な文章の語尾を見てみて下さい。

 

「頑張っていたんだけど…」

「こんなつもりじゃなかったのに…」

「我慢すればよかったのかな…」

 

こんな、「…」を書いている文章や、

書きたい文章がある場合には、

その中に些細な気持ちが隠れているのかもしれません。

 

それが分からない時には、

綴ったメールや手紙を誰かに見てもらっても良いでしょう。

もちろん、私に見せてもらいながら相談してもらっても大丈夫です。

 

少しずつ、自分自身では気付きにくかった

些細な気持ちにも目を向けて、

自分を癒していただきたいと思います。