フェイクニュースを作る心理

今やデマが多数拡散されています。
どうして、このようなデマなどの
誤った情報が出回っているのでしょうか。

最近では、このデマをフェイクニュースとも
表現されるので、私も流行に乗りフェイクニュースと
言ってみます。

この心理には幾つか指摘されています。
1、善意で思い込んだ情報を発信した
2、注目されることが好きでデマを考え発信した
3、悪意を持って市場を動かすために情報発信した

この1つ目に関しては、
例えばある製品が無くなったら困る人もいると考え
無くなる可能性があるから早く買った方が良いと
伝えた場合。

ただ、この無くなる可能性はこの方自身の思い込みで
根拠はありませんが、これを見た方が
何となく信じて数人が買いだめに走ると
それを見た方が買いだめに走り
爆発的に広がります。

この過程でテレビが発信すると、
全国的なデマの拡散に繋がります。

2つ目に関しては、
オオカミ少年の心理に近いです。
何か自分の発信が注目される(最近の用語でバズるという言うそうです。)
と、非常に快感を感じる方がいます。

ただ、早々、名言などは発信できないので、
逆に不安をあおることを伝えて、注目を浴びていくのです。

勉強のできない子供がいたずらをして
周囲の注目を浴びて、喜ぶ心理と似ています。

3つ目に関しては、投資の世界では昔からあります。
ある程度、狙っている株価の操作をして儲けるために、
ある株をターゲットに仲間内で、売り買いをして
値上げをして、そこにつられた方が買い始めた瞬間に
全てを売る手法です。
これは、仕手株と呼ばれます。

同じようにトイレットペーパーやティッシュペーパーを
事前に大量に購入し、デマを流して品切れになった瞬間に
売りに出すのです。

これは、本当に酷いです。
ただ、この転売は古物営業法違反で逮捕される可能性があるので、
転売をする際にはご注意ください。


どのような心理であれ、多くの人が迷惑をこうむるので、
フェイクニュースなどは流さないでほしいと思います。