人の可能性

皆様、点字をご存知でしょうか。
視覚障害を持つ方が本を読んだり、案内を知るために
点線の組み合わせで文字情報を読み取るものです。

公共施設の手すりやエレベーターなどについていることもあるので
見たことある方や触ったことがある方は多いと思います。

点字は1670年に開発された歴史のあるもののようです。
非常に古くからあるため、色々な改良がなされているようで、
最近、私は指点字という物を知りました。

この指点字は、コミュニケーションに優れていて、
さらに感情も伝えやすいそうです。

この指点字を開発された方は日本人の女性で、
この方はお子さんが視力を失った為、点字を改良して
指点字を開発し、コミュニケーションを取っていったそうです。
凄いですね。母親の愛情を感じます。

この方は福島令子様という方で、
非常に有名な方のようです。
私は存じ上げませんでした。

ただ、この方のお子様の方が、非常に有名ということです。
お子様の名前は福島智様という方で、
幼いころに両目の視力を失い、さらに18歳で聴覚も失い、
見えない・聞こえないという全盲になったそうです。

しかし、そこから勉強して東京大学を受験して合格、
現在は、全盲でありながら東京大学教授として教鞭を持っており、
世界で唯一の全盲での教授とのことです。

非常に凄いですね。
私は見えるし、聞こえます。
コミュニケーションも問題なく取れます。

福島令子様はお子様が全盲になっても、指点字を開発して
コミュニケーションを取り続けようと考え、
福島智様は、ハンディキャップを乗り越えて、
日本最難関の大学に入り、日本最難関の大学で教える人になっています。
しかもきちんと博士号を取得しているので、きちんと勉強しているのです。

私は色々な壁を感じて挫折することもありましたが、
それらも、もし乗り越えられると信じて挑んでいれば、
易々と乗り越えられたのかもしれません。
そんなことを感じました。
人の可能性は非常にありますね。

今年は色々と挑戦したいと思いますので、
福島様を見習い、できる事から挑戦してコツコツ取り組みたいと思います。