申し訳ありません。
アップした記事が何故か、途中から削除されていました。
再度、記載します。(記憶にある限りですが・・・。)
東京大学の研究で、多剤服用は副作用のリスクが高まるという事が分かってきているそうです。
特に高齢者で6種類以上の薬を服用すると、副作用のリスクが高まり、
副作用の発症が10~15%にいたるそうです。
一方で、日本の高齢者が病院にいった場合に、
一つだけしかお薬が出ないということは殆どありません。
6種類ぐらいお薬を出されることが多いです。
私が知っている方は、毎食後12錠のお薬を飲んでおり、
薬だけでお腹が一杯という方がいました。
この多剤服用のリスクに関して、研究では高齢者の方について言及されていましたが、
若い方はいくら飲んでも平気という訳ではありません。
リスクは十分に付きまといます。
先月、私は咳が止まらず、病院に行きました。
熱が無いのですが、咳だけ長引いていたので念のためと思っていたのです。
診断結果はただのアレルギー性気管支炎で、
気温の変化にやられてしまったようです。
ただの気管支炎なので、大したことが無いと思い、
一応、咳止めの薬を出されると言われて薬局に行った所、
何と6種類の薬を出されました。
咳止めが4種類と、吸入器が二つでした。
ただの気管支炎にこんなに薬を出すのかと驚きました。
そして、全部の薬を飲んだ翌日は、フラフラしてしまい、一日で飲むのを一つに減らしました。
以前にも記載しましたが、日本の薬は治験などで薬の効果や副作用を試していますが、
多剤服用の際の治験はしていません。
その為、多くの薬を飲むとどのような副作用があるのかは誰も分かっていないのです。
海外では単剤処方が主流ですが、日本は多剤服用が主流です。
しかし、厚生労働省はこの多剤服用に関して危険性を訴えています。
極力、薬の量を減らすように言っていますが、現状として薬の量は増えています。
多剤服用のリスクはもっと広まって欲しいと願っています。