行動が先か、やる気が先か

やる気スイッチという言葉が一時期CMで使われて
流行りました。
自分自身のやる気スイッチはどこか探した方はいませんでしょうか
このやる気という物に対して、色々な説があります。
そもそも、やる気というものは存在せず、
行動しない人が、行動する人を見て
「あの人は、やる気があるかできるんだ」と
さも存在しないものを、あたかも存在しているように感じたため、
出来た言葉とする人もいます。
この説においては、やる気は存在せず、むしろ行動を行うと、
もう少し続けたい、もう少し上手くやりたいと考えて行動を継続するので、
これが、いわゆるやる気に近いと考えるそうです。
その為、やる気を出すには、とにかくまずは行動することとしています。
一方で、やる気は存在しており、自分自身のイメージで作り出せるという説もあります。
例えば、営業という仕事がありますが、営業が何か分からないのに、営業をやりたいと思う人はいないと思います。
営業とは、何か物やサービスを売る職業であり、
主に営業の成績が上がれば評価が得やすく、報酬も得やすい職業です。
この評価や報酬が、自分にとっての快楽に繋がる場合、
その過程である営業という仕事に対して意欲を持つということです
自分の欲求と到達した先のイメージが合致した場合に、
やる気が起こるので、より明確にイメージを持つことができれば、
やる気が湧いてくるという説もあります。
その為、成功のビジョンや、成果が得られるビジョン、
自分はできるというイメージを明確に持てば、やる気がでてきて
行動するので、気持ちを高めることが必要としています。
行動が先か、やる気が先が、難しいですよね。
ただ、本当にやる気を持って、行動したいと思うのであれば、
まずはイメージを高めてみて、気持ちが昂って行動したくなるか考えてみる。
それが上手くいかなければ、1時間だけ行動してみるなど、
両方とも試すと良いかなと思います。
この1時間の試すための行動すら、やる気が出ないから、
出来ないと仰るのであれば、
それはきっと、「やる気がでない」ではなく、
「やりたくない」ということではないかと思います。
自分の中には「やる気スイッチ」も「やる気スイッチを作る意欲」も両方ともないのかもしれません。
むしろ「やりたくないスイッチ」が常に押されているのかもしれません。
その場合には、きっぱりと諦めて自分のやりたいことに
集中して取り組むのも一つの手ではないかと思う今日この頃です。