神無月の不安

今日から旧暦で神無月と言います。

10月は出雲大社に神道の神様が集まってお祭りをするので、

様々な地域の神様が居なくなるので神様が無い月ということだそうです。

 

そんな神無月ですが、神様の有無よりも多くの方が関心があることが

今日から始まる増税ではないでしょうか。

 

増税で、家計に悩む方も多いと思います。

軽減税率などの導入により様々な店舗も消費税の計算で不安になっていると思います。

そして、今後の消費に関してどのようになるのだろうと企業も不安になっていると思います。

 

2000年前は神様が居ないことでの不安が各地域にあったかもしれませんが、

現在は増税の影響で、不安が起こっているような気がします。

もちろん、私も不安を感じています。

 

増税は必要なことだということは理解しますが、

増税はするけれど、五輪に関連して無駄遣いも増やすことで、

何だか納得がいかないと思いもあります。

 

ただ、この不安や不満に関しても、視点を変えると、気持ちも変わってきます。

 

例えば、増税が嫌で、将来に不安を感じるのであれば、

別の地域に別の国で暮らすこともできます。

 

勿論、国外に行くことには相当の努力と不安を乗り越える必要があると思います。

ただ、そこにいく不安に比べると、増税後の生活の不安の方がマシと考えて、

日本で生活することを選んでいるのかもしれません。

 

私たちは様々な決断をして生活をしています。

それは何かを変えるという決断もありますが、

今まで通りのことをするという決断も同様です。

 

自分自身で、どのような生活をするのか、

どのような不安を選び取るのか、それも全て自分自身で決断できることです。

 

何も出来ないと思って諦めながら不安な状況を受け取ることと、

この不安に対処すると決断して取り組むのでは、

不安への捉え方も変わってくると思います。

 

神無月から始まる不安を是非とも一緒に乗り越えていきたいと思います。