孤独と依存症

先日、依存症の怖さと長さをお伝えしました。

何年間辞めていても、再び繰り返してしまうということが依存症にはあります。

怖いですね。

 

ただ、この様々な依存症の原因として様々なストレスがあります。

仕事や生活上の重圧、将来への不安や、具体的な出来事への恐怖感を和らげるためなど

色々な理由があります。

そして、最たるものとして孤独感があります。

 

この孤独感は本当に周囲から友人も家族も居なくて、

孤独な時間を過ごしている時に感じる孤独感もありますが、

自分の辛さや、しんどさを誰にも理解してくれないという

周囲には家族も友人もいるけれども、誰にも心の内を見せる事が出来ず

孤独感を感じる方もいます。

 

人は自分を理解して欲しい、自分の弱さも含めて受け入れて欲しいという

愛情や所属する欲求があります。

この欲求が満たされないと感じると、孤独感が出てきます。

 

この孤独感という気持ちは、大きなストレスに繋がります。

孤独感を常に抱いている方は酒量やタバコの量が多くなってしまったり、

薬物などに手を出してしまう方もいます。

 

そのような孤独感を感じ続けないように、

アルコール依存症の方の集いであったり、薬物依存症の方の集いなども

全国にあります。

 

それでも、SNSや趣味のつながりなどがある現代であっても

孤独感を抱いている方は増えているように思います。

これは勝手な私の感覚ではありますが。

 

ただ、本当はこのような孤独感を抱いている方同士が出会って話す事で、

孤独感は和らぐのかなと思います。

その為には自分の孤独を受け止め、打ち明ける勇気が必要ですが、

これがなかなかできる方が少ないのかなと思います。

 

私はどのような感情や、どのようなお話にも否定的な気持ちを抱かずに

しっかりと受け止めさせていただくことができると思います。

私を練習台にして、自分の内面を受け止め、それを誰かに伝える練習をしていただければ、

孤独感が和らぐかもしれません。

 

少しでも孤独を感じ、依存症に苦しむ方の力になれればと思います。