リハビリテーション・カウンセリングという言葉を最近学びました。
カウンセリングを仕事として行っていますが、まだまだ知らない事も多く
勉強をしていかないといけないと思います。
さて、このリハビリテーション・カウンセリングとは、
障がいのある人に対して、障がいがあっても生活しやすい社会を目指し、
主体的な自己主張を応援していくカウンセリングです。
障がいのある人は、まだまだ差別を受けている現状もあります。
もちろん、全てを健常者と同じくということは難しいかもしれません。
例えば足が悪い人に対してバリアフリー化をして社会参画をしやすいようにするという
取り組みは必要であり、どんどんと取り組んで頂きたいと思います。
しかし、登山を楽しみたいという足が悪い人に対して、
全ての山道をならして、アスファルトで舗装をすることはできないと思います。
しかし、同じように楽しめる代替手段を準備したり、
どのようにすれば障がいのある人も楽しむことができたり、
仕事に関わることが出来たり、社会参加が出来るようになるのか
考える事は意味のあることだと思います。
障がい者の方にも多くの方がいます。
身体障がい、精神障がい、発達障がいなど大きく分けて3種類ありますが、
その中にも沢山の特徴があります。
さながら、個性のようにそれぞれ得意な事、不得意な事があります。
それを理解するためにも、障がい者本人がどのようなことが出来て、
どのような事をしたいのかを理解し、
その主張を手助けし、社会的な力をつけられるように支援することが
リハビリテーション・カウンセリングの目的だということです。
今の世の中は、全ての人がその人らしく活躍することが重要になると思います。
しかし、現実には、社会に仕事があり、それに人が合わせるような形になっていると思います。
私も少しずつリハビリテーション・カウンセリングを学び、
障がいを有する人を手助けできるように取り組んでいきたいと思います。