過剰な気持ち

私は何事も程々が良いと思います。
例えば運動も、全くしないと体が悪くなりますが、
運動しすぎて体を壊してしまうとあります。

マラソンも非常に流行っていますが、そのマラソンの走り過ぎにより
下肢静脈瘤という病気になる方もいるようで、
何事も程々に取り組んで頂きたいと思います。

何も運動をしていない私から見ると、
運動をされるだけで素晴らしいと思いますが。

さて、そんな過剰にしてしまう事の注意ですが、
これは気持ちに対しても同じです。

例えば、自分の子供たちが可愛くて、問題なく育って欲しいと思う親はいると思います。
この思いが無ければ、悲しい親子関係になってしまいますが

過剰になってしまった場合に、実際に保護者参観日でも無いのに
親が子供の授業を見学にいくことや、

子どもの友人関係を学校側に要求してしまうこともあるようです。

何事も適度であれば良いのですが、
つい気持ちが入り込み過ぎると過剰になってしまい、
やり過ぎてしまうことがあります。

同じように自分がこれが良いと思って取り組んでいることや
他人に対してアドバイスしたことは
それが良いという思いが過剰にあればあるほど、
自分に対して取り組み続けることが強制になってしまったり、

他人に対しても強制してしまったり、アドバイスを受け取らないと
攻撃的になってしまうことがあります。


例えば、人に優しくする事は良いことです。
幼い頃に人に優しくして褒められた時に、人に優しくしようと思うようになったのは素晴らしいです。

しかし、その後に、どのような状況でも人に優しくしないといけないと思ってしまったり、
自分が非常にしんどい状況なのに、人に優しくできない自分はダメだと思ってしまう方もいます。

大切な事は、何事も程々が良いと思います。
過剰になり過ぎず、人にも自分にも良いように取り組んでいただきたいと思います。