私は自分で決して頭の良い方だとは思っていません。
私以上に頭の良い方はたくさんいらっしゃいます。
その頭の良さに年齢は関係なく、
私より年齢が下でも頭の良い方は沢山います。
それは勉強ができるとかではなく、
深く物事を理解していることや、分かりやすく説明することができること、
など多くの点で頭が良いと感じます。
私にも、そのような頭の良さが欲しかったと思いますが、
スヌーピーでの言葉ですが、
「配られたカードで勝負するっきゃないのさ」という言葉あります。
これは、人生で人のカードをうらやむのではなく、
自分の手持ちにあるカードで勝負するしかないということです。
ある程度の努力でカードを増やすことはできるかもしれませんが、
急に天才になることも、ドバイの大富豪に生まれることも
オリンピック選手に明日なることもできないので、
今の頭脳、体調、環境で生きていくしかないのです。
ただ、そのような私ですが、頭の良い方の思考の深さは
是非とも学びたいと思うことがありました。
大学の就職活動でグループディスカッションという
集団でテーマを決めて話し合う選考方法があります。
私はある程度、得意としているつもりでしたが、
就職活動を終えた4回生からグループディスカッションの考え方を聞きました。
その際に私が想像していた以上に深く考えて、対策をされていました。
それを後輩の為に資料を作ってほしいと伝えたら、
非常に分かりやすくまとまっていました。
そこで気付いたことが、私は途中でこれでいいやと
思考を途中で止めてしまっていると感じました。
伝えることも、考えることも途中で止めてしまい、深く考えないのです。
一方で、頭の良い学生はしっかりと深く考え、
どのように伝えるかも考えられていました。
その結果、素晴らしい資料が作られていました。
私は思考が浅く広いのかもしれません。
ただ、それでは本当に必要な時に、しっかりと最後まで考えつくすということが
出来ないように思いました。
今後は頭の良い方の様には無理ですが、
自分ができる範囲で、深く考えていく習慣をつけていきたいと思いました。