心に傷を負っている方や、長期に病院に居て疲れている方、
施設にいる高齢の方々に対して
動物と一緒に過ごしてもらう事で元気になって貰う動物セラピーというものがあります。
多くはおとなしい犬が多いですが、
中にはウサギや猫などの場合もあります。
さらには引退した競走馬などを活用したホースセラピーなどもあります。
動物は人に対して何の批判もせず、大きな期待も無く、
泣いている時には寄り添ってくれるという事を
私たち人間は分かっているのかもしれません。
どれだけカウンセリングをしても笑顔を浮かべることが無かった方が、
動物セラピーで心が解きほぐされて、笑顔になる方もいます。
病院に居て心が疲れている時にでも動物と一緒に過ごすだけで
エネルギーが出てきて、元気になる場合もあります。
動物は本当に力があると思います。
ただ、少しずつ私たちの生活から、ペットなどを飼っていなければ
動物に触れる機会は少なくなっていると思います。
だからこそ、より動物を私たちは求めているのかもしれません。
私は小さい頃、犬に手を噛まれたことから、
犬に対して恐怖心があり、長年、子犬でもびくっとしてしまうことがありました。
今ではずいぶんとマシになり、犬を触ることもできるようになりましたが、
そんな私でも犬や猫の写真は本当に可愛いなと思います。
私は今まで自然環境が人の心を癒すのにプラスに働くと感じ、
フィトンチッド効果や、バラの効果などを調べてきました。
今後は、動物も含めてカウンセリングだけではなく、
様々な方法で人の心を癒す方法を勉強していきたいと思います。